SEOにも影響するサイト内のリンク切れを自動でチェックしてくれる無料ツール5個
サイトの記事数が増えるほど手動でリンク切れをチェックするのが難しくなります。
そこで活躍するのがリンク切れチェックツールです。自動でサイト内のリンク切れをチェックしてくれるので、時間も手間も大幅に節約できます。
リンク切れを自動でチェックしてくれるツール5個ご紹介しますので、ぜひ利用してみてください。
リンク切れはSEOにも影響する
「リンク切れ」とは、自サイトや自ページに張ってあるリンク先のサイト・ページが閲覧できない状態です。
リンク先のサイトが閉鎖されたり、ページが削除・非公開されたり、リンク先が何らかの事情によってアクセス不可になるとリンク切れが発生します。こちらがURLを記述し間違えている場合もあるので、注意してください。
リンク切れによってすぐさま検索順位が下がるわけではありませんし、直接SEOに影響するものではないとされていますが、放置しておくのはSEOの面でもユーザビリティの面良くありません。
リンク切れが多いサイトはユーザビリティが低くなり、検索エンジンに質の低いサイトであるとみなされる可能性があります。ユーザビリティはサイトの質に大きく関係するためSEOにも影響を与えることがあるでしょう。
無料で使えるリンク切れチェックツール
W3C Link Checker
Webの標準化団体であるW3C(World Wide Web Consortium)が提供している無料のリンク切れチェックツールです。英語なので少しわかりづらいですが、URLを入力してチェックボタンを押すと自動でリンク切れチェックしてくれます。
オプションで「Summary only(チェック結果のみ表示する)」「Hide redirects(リダイレクトを隠す)」などを指定できます。
リンク切れチェックツール‐deadlink.tv.
URLを指定するだけでリンク切れをチェックしてくれるツールです。
「すべてのURLをチェック結果に表示」にチェックを入れてリンク切れチェックを行うと、URLのチェック結果をすべて表示してくれます。
リンクチェッカー
出典:リンクチェッカー
URLを指定するだけでリンク切れをチェックしてくれるツールです。
チェックが完了するまでに少々時間がかかりますが、チェック済のページ数と未チェックのページ数がひと目で分かるので、あとどれくらいかかりそうか大体予想できます。
Online Broken Link Checker
英語サイトですが、URLと表示されたセキュリティコードを入力するだけなので使い方は簡単です。比較的チェック速度は早く、通信状態が悪くなければさくっとリンク切れをチェックしてくれます。
リンク切れのあるページだけでなく、ソースコードでもリンク切れの箇所を確認できます。
※チェック結果の「src」をクリックするとリンク切れ箇所をソースコードで確認できます。
Broken Link Checker / WordPressプラグイン
自動でサイト内のリンク切れをチェックしてくれるWordPressプラグインです。指定した時間ごとに定期的にリンクチェックをし、管理画面、またはメールで通知してくれます。
公開済みの記事だけでなく、予約記事、下書き記事のチェックもできます。
おわりに:定期的にリンク切れをチェックしよう
リンク切れはいつ発生するか分からないので、定期的にチェックするようにしましょう。リンク切れを放置しておくとユーザビリティが低下し、検索エンジンからの評価が下がってしまう恐れがあります。
今回紹介したリンク切れをチェックツールはいずれも簡単にリンク切れをチェックできるので、日々の業務の中に組み込んでくださいね。