グローバルに対応!サイトを簡単に多言語化できる4個のツール

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言わずもがなインターネットは世界中とつながっていて、サイトは日本以外の国からもアクセスがあります。翻訳ツールを使えば他国語を翻訳できますが、サイトの多言語化をしておいた方がユーザビリティが上がるでしょう。

グローバルに対応するために、サイトを多言語化できる4つのツールをご紹介します。

翻訳したサイトを作るのは時間も費用もかかる

手動で翻訳するとなると時間も費用もかかるため、多言語化に着手しにくいのが現実的な課題です。

個人サイトや中小企業のサイトの場合、やはり費用面がネックになってきます。手動で翻訳する場合、記事を更新するたびに時間と費用がかかります。

しかしWebというのは便利なもので、簡単にサイトを多言語化できるツールがあります。無料で使えるものと有料のものがありますが、いずれにしてもサイトの多言語化にかかる時間を大幅に短縮できます。

自動で翻訳してくれるので費用面でもメリットがあります。

サイトを多言語化できるツール

ウェブサイト翻訳ツール

f:id:urj:20170410112712j:plain 出典:ウェブサイト翻訳ツール

Googleが無料で提供しているサイト翻訳ツールです。費用は一切かからず、誰でも無料で使えます。

設置はとても簡単で、サイトのURLを入力し、翻訳言語と表示モード(インライン・タブ・自動)を選択するだけです。あとはサイトにコードを貼り付ければ翻訳ツールが表示されます。

Googleアナリティクスと連携させて翻訳トラフィックを追跡することもできます。

言わばGoogleの翻訳ツールをサイトに埋め込む形になりますが、無料で使えてしかも簡単に設置できるので時間も費用もかかりません。

Bing 翻訳ウィジェット

f:id:urj:20170410112724j:plain 出典:Bing 翻訳ウィジェット

Bingが無料で提供している翻訳ツールです。生成されたコードをサイトに貼り付けると翻訳ウィジェットがサイトに表示されます。

翻訳言語を自動検出に設定しておけばいいので、特に設定は必要ありません。翻訳するタイミングは手動と自動があり、自動を選択すると訪問者のブラウザーの言語から自動で翻訳言語を判別してくれます。

費用は一切不要、完全無料で使用できます。

WOVN.io

f:id:urj:20170410112730j:plain 出典:WOVN.io

海外発の翻訳ツールで、日本語にも対応しています。たった1行のコードをサイトに追加するだけでサイトを多言語化できます。

機械翻訳かプロの翻訳者に翻訳してもらうかを選択でき、翻訳文を自分で編集することも可能です。

機械翻訳料は月に100万文字月まで、以降は100万文字ごとに月額3,000円で追加可能です。大規模サイト向けのエンタープライズプランもあります。

『フリープラン』
月額:無料
翻訳言語数:1言語
翻訳ページ数:15ページ

『スタートアッププラン』
月額:5,000円
翻訳言語数:1言語
翻訳ページ数:100ページ

『ビジネスプラン』
月額:25,000円
翻訳言語数:3言語
翻訳ページ数:10,00ページ

Bablic

f:id:urj:20170410112745j:plain 出典:Bablic

プロの翻訳者とネイティブスピーカーにサイトを翻訳してもらえるツールです。プログラミングは不要で、コードを貼り付けるだけでサイトを多言語化できます。

料金がリーズナブルなのにプロの翻訳家に頼めるのが本ツールの良さです。

『Basicプラン』
月額:$12
翻訳言語数:1言語
翻訳PV数:25,000PV

『Plusプラン』
月額:$39
翻訳言語数:3言語
翻訳PV数:250,000PV

『Premiumプラン』
月額:$39
翻訳言語数:5言語
翻訳PV数:500,000PV

『Ultimateプラン』
月額:$159
翻訳言語数:無制限
翻訳PV数:2,000,000PV

おわりに:サイトの多言語化で市場拡大を

世界に目を向けて見ればまだまだ隠れたニーズがあるかもしれません。サイトの多言語化で市場拡大を狙うのも戦略のひとつで、他社との差別化にもなります。

海外に拠点を持つとなると莫大な費用がかかりますが、サイトの多言語化なら低予算で実行可能です。アクセス数アップを狙うためにもサイトの多言語化を考えてみてはどうでしょう。

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