最低限これだけはやるべき!コンテンツマーケティングを成功させるための5個のステップ

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コンテンツマーケティングはただコンテンツを発信すればいいというものではありません。きちんと計画を立て、ユーザーに興味を持ってもらえるコンテンツを発信し続けることでようやく成果が得られます。

成果が出ないと悩んでいる企業や担当者のために、最低限これだけはやっておくべきコンテンツマーケティングを成功させるための5個のステップを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

なぜコンテンツマーケティングが必要なのか?

いまや自社サイトや自社SNSといったオウンドメディアは集客に欠かせないツールとなっています。一方、正しく運用しないと成果につながるどころかマイナスイメージが付いてしまう恐れがあることも理解しなければいけません。

ただオウンドメディアを立ち上げたり、コンテンツを量産したりするだけでは望むような成果は得られないでしょう。

そこでコンテンツマーケティングが必要となるのです。コンテンツマーケティングで見込み客が求めている情報を発信して信頼を得られれば、売上アップやブランド認知度向上などの成果につながります。

ネットも競争の世界です。そのため、他社のオウンドメディアに勝るには成果の出るコンテンツマーケティングを実施する必要があります。

コンテンツマーケティングを成功させるための5個のステップ

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目標設定

コンテンツマーケティングを実施するにあたり、まず目標設定が必要となります。売上を増やしたい、ブランドの認知度を高めたい、潜在顧客を開拓したいなど、とにかく目標を設定しましょう。

どの範囲までコンテンツの内容を広げるかは目標によります。あまりに自社製品やブランドとかけ離れたコンテンツだと売上につなげるのは難しいですが、目標が認知度の向上であるならば成果につながる可能性はあるはずです。

なんのためにコンテンツマーケティングを実施するのか、まずそこから考えてみてください。

ターゲティング

どのようなユーザー層、潜在顧客にコンテンツを読んでほしのか。それが明確でなければ誰にも関心を抱かれないコンテンツになってしまいます。インターネット広告を出稿するにしてもターゲットが定まっていないと効果が薄くなってしまうでしょう。

コンテンツマーケティングにおいてターゲティングは非常に重要で、ターゲットを明確にすることでどのようなコンテンツを作ればいいのかが見えてきます。30〜50代といった漠然としたターゲット設定だと、年齢による悩みの差や感覚の違いにうまくアプローチできません。

たとえば、30代男性と50代男性の健康の悩みは違います。それをいっしょくたにすると、どちらの年代にも刺さらない中途半端なコンテンツになってしまうというころであり、コンテンツマーケティングで成果を出すならターゲットを明確にするべきです。

さらに細かくターゲットを絞る手法を「ペルソナマーケティング」と呼びます。「ペルソナ」はもともと演劇の用語で「仮面」という意味ですが、心理学用語では「外的側面」という意味です。

「ペルソナマーケティング」では「35歳既婚男性」「趣味はゴルフ」「賃貸マンション暮らし」といったように細かくターゲット設定をします。そこまで細かく設定してしまうとターゲットが限りなく狭くなってしまうように感じますが、同じような環境や趣味嗜好を持った人は大勢いますし、特定のターゲットにアプローチするには効果的な手法なのです。

八方美人に幅広い層にアプローチするよりも、ターゲットを限定して「これは自分のためのコンテンツだ」と感じてもらう方が成果につながると考えましょう。

コンセプト設定

コンセプト設定もコンテンツマーケティングを成功させる上で非常に大事な要素です。コンセプト設定がないオウンドメディアの場合、何を発信しているメディアなのか分からずファンがつきにくくなります。

何を売っている分からないお店は興味こそ湧くものの、そこで何かを買おうとは思いませんよね。それと同じで何のコンテンツを発信しているオウンドメディアでは成果は期待できません。

一方、コンセプト設定が明確なオウンドメディアはどのようなコンテンツを発信しているかが分かるので、目的を持ったユーザーが訪れます。「このサイトを訪れると自分の欲しい情報が手に入る」とユーザーに感じてもらうことが大事です。

そのためにはコンセプト設定が必要になります。

SNSの活用

オウンドメディアへの誘導は検索エンジンだけではありません。いまやSNSはコンテンツマーケティングにも欠かせないツールとなっており、SNSで口コミが広がれば非常に大きな成果が期待できます。

FacebookページやTwitterで公式アカウントを取得するなど、SNSをコンテンツマーケティングに活用している企業は増えていて、最近ではInstagramが非常に大きな影響力を持っており、写真による高い訴求力は圧倒的です。

コンテンツマーケティングを実施するなら各種SNSの運用も検討してみましょう。

アクセス解析

バズったかバズらなかったかだけを指標にしてしまうと成果の出ているコンテンツを見逃してしまいます。バズっていなくてもしっかり成果を出せるコンテンツもありますし、バズってもほとんど成果につながらないコンテンツもあるわけです。※「バズる」はコンテンツがSNSなどで拡散されること

そうしたコンテンツごとのコンバージョンを把握するためにはアクセス解析をしなければなりません。バズだけを指標にするのではなく、アクセス解析から本当に価値のあるコンテンツを見つけ出せばそれは会社にとっての財産になります。

また、アクセス解析から離脱率の高いコンテンツを見つけることも大切です。離脱している訪問者が多いということは、そのコンテンツに何らかの問題があると考えられます。

タイトルの割に内容が希薄で訪問者が期待しているコンテンツではなかった、モバイル端末で閲覧した時にレイアウトが崩れるといった問題が起こっているかもしれません。そうした問題点を見つけ出すためにもアクセス解析を行う必要があります。

おわりに

コンテンツマーケティングはすぐに成果が出るものではありません。ユーザーに役立つコンテンツを発信し続けることで徐々に成果が表れてきます。

優れたコンテンツは自社の財産になりますので、地道に取り組んでいきましょう。

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