分からない用語はひとつひとつ覚えよう!新米Web担当者が学んでおくべき6個のWebの知識

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Webの世界にはさまざまな用語があるので、全部を覚えるのは大変ですよね。 かといって覚えないと仕事にならないので、分からないことは自分から学ばなければなりません。 そこで今回は、Web担当者が学んでおくべき最低限のWebの知識を6つ解説します。 分からない用語はひとつひとつ確認しながら覚え、Web担当者として知っておくべき知識を身につけましょう!

新米Web担当者だからこそ知っておきたい基礎知識

Web担当者には、SEOやSEMといったWebの知識が求められます。 「SEOって難しそう…」と不安を感じている方もいらっしゃるかと思いますが、覚えてしまえばなんてことはありません。 最初は難しく感じるかもしれませんが、基本を理解すればあとは応用を覚えて実践するだけです。

部署にWebに詳しい人がない場合、自分で学ばないと誰も教えてくれませんし、Web担当者としてスキルアップできません。 Webの世界は絶えず変化していますので、基本を理解したことで安心せず、常日頃から最新の情報をチェックし、仕事に使えそうな手法を積極的に学びましょう。

SEO

SEOは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった言葉で、日本語にすると「検索エンジン最適化」という意味です。 GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果で上位表示を狙う手法をSEOと呼びます。

日本の主要な検索エンジンはGoogle、Yahoo!JAPAN、Bingです。 シェア数ではYahoo! JAPANがトップですが、Yahoo!JAPANはGoogleの検索エンジンのシステムを導入していますし、Bingのシェア数はそれほど多くないため、実質的にSEO=Google対策となります。

検索エンジンはさまざまなアルゴリズムによって検索順位を決定しており、現在の検索エンジンはユーザーにとって価値のあるコンテンツを有するサイトを評価するようになっています。 少し前までは自作自演のリンクを多数貼って上位表示を狙うという手法が通用していましたが、今はそういった施策をするとペナルティの対象となって順位を下げられてしまうので注意しましょう。

現在のGoogleはコンテンツの質を重視するアルゴリズムを採用しているため、コンテンツSEOが主流となっています。 SEOは検索エンジンに評価されるための手法ではありますが、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを配信することは検索エンジンでの評価につながるため、テクニックだけでなくサイトの中身を充実させることが大事です。

SEM

SEMは「Search Engine Marketing」の頭文字をとった言葉で、「検索エンジンマーケティング」という意味です。 検索エンジンからサイトの訪問者を増やすためのマーケティング手法を指します。

よくSEOと混同されますが、SEMは検索エンジンのマーケティング手法の総称で、SEOはSEMの施策のひとつです。 リスティング広告もSEMの施策の一部で、SEOやリスティング広告を総じてSEMと呼びます。

Webマーケティング

Webマーケティングを一言でまとめると、「Webで利益を出し続ける仕組みを作ること」です。 サイトに人を集め、購買率を高めるための施策を投じ、Webで利益を出すための全ての仕組みをWebマーケティングと呼びます。

WebマーケティングにはSEO、リスティング広告、アドネットワーク広告、アフィリエイト広告、SNS広告、LPOといった手法があります。 手法によってかかる費用はまちまちで、成果が出るまでの期間も異なります。

複数の手法の中から目的、期間、予算、人員などを考慮し、最適な手法を選ぶことが大事です。 ひとつの手法にこだわらず、いろいろな手法を学んでおきましょう。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは2000年頃にアメリカで生まれたマーケティング手法で、2014年頃から日本でも普及し始めました。 ユーザーにとって有益なコンテンツを配信することにより、集客や企業・ブランドの認知度向上を狙う手法を指します。

ネット上でコンテンツが拡散されることを「バズる」と呼びますが、バズるコンテンツを作ることがコンテンツマーケティングの肝となります。 バズが起こるとネット上で多くの人がコンテンツを目にし、サイトのアクセス増加、売上アップ、認知度向上が期待できます。

従来の広告を使ったマーケティングでは企業からの一方的な情報発信しかできませんでしたが、コンテンツマーケティングでは顧客とのコミュニケーションが生まれやすいというメリットがあります。 双方向のコミュニケーションを通し、企業と顧客との距離を縮めます。 言わばコンテンツマーケティングは企業やブランドのファンを増やし、見込み客を顧客へ、顧客からリピーターへとつなげる仕組みを作るための手法です。

アクセス解析 / Google Analytics

アクセス解析は、サイトに訪問したユーザーの特性や傾向を調査するためのツールです。 サイトに訪れるきっかけとなったキーワード、滞在時間、参照元、使用デバイス、新規訪問者数、アクセス数、閲覧ページ数などを調べます。 訪問者の特性や傾向を分析することでサイトの改善点を見つけ出します。

代表的なアクセス解析は「Google Analytics」です。 無料でありながら詳細なアクセス解析が可能で、多くのサイト運営者が利用しています。 解説記事や解説本が多数あるので学びやすいですし、使いやすいツールなので難しく考えなくても大丈夫です。 カスタマイズ性に優れているので、慣れてきたらいろいろ試してみてください。

f:id:urj:20160912223037j:plain 参照:Google Analytics

ソーシャルメディア運用

TwitterやFacebookといったSNSは個人だけでなく、企業のマーケティングにも利用されています。 SNSは情報発信とユーザーとのコミュニケーションの場として活用されており、Webマーケティングに欠かせないツーつるとなっています。

ソーシャルメディア運用において、「ソーシャルCRM」というツールを活用するという方法もあります。 「ソーシャルCRM」はソーシャルメディアから得られる「CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)」をシステムに取り込んで活用するツールです。

「Social Insight」「エンゲージマネージャー」といったツールがよく使われています。

f:id:urj:20160912223053j:plain 参照:Social Insight

f:id:urj:20160912223111j:plain 参照:エンゲージマネージャー

まとめ

SEO、SEM、Webマーケティング、コンテンツマーケティング、アクセス解析、ソーシャルメディア運用の6つのWebの知識を解説しました。 今回解説した内容は入門的なものですので、積極的に学んでWebの知識を深めていきましょう。

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