【簡単解説】Webマーケティング初心者がまず学ぶべき3つの基礎知識

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Web担当者はWebサイトを作るだけでなく、Webマーケティングの知識も求められます。Webマーケティングを学ぶことでWeb担当者としてスキルアップでき、仕事の幅が広がるはずです。

Webマーケティング初心者がまず学ぶべき3つの基礎知識を簡単に解説しますので、Webマーケティングに苦手意識がある方、難しそうと思っている方は気構えず軽い気持ちで読んでみてください。

Webマーケティングとは何か?

マーケティングは商品を効率よく売ったり、利益を生み続ける仕組みを作ったりする活動を指します。

Webマーケティングはその名の通りWeb上で行うマーケティングの総称です。これから解説するSEOやインターネット広告などが含まれます。

Webマーケティングは難しそうという印象があるかもしれませんが、基礎を身につければ理解が進んでもっと深く学びたいと思うようになるでしょう。なにごとも基礎が分かれば学ぶのが楽しくなってくるので、まずはこれから解説するようなWebマーケティングの基礎を理解してください。

Webマーケティングの基礎知識

SEO / 検索エンジンについて

「SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)」はWebマーケティングに欠かせない知識です。SEOはWebサイトを検索エンジンの検索結果で上位表示をさせるための施策で、検索順位が上がるほどアクセスアップが期待できます。

最初に覚えていただきたいのは、SEOは日々進化し続けているということです。一昔前なら通用していた手法も今は通用しないどころか、ペナルティの対象となってサイトの順位が大幅に下る恐れがあります。

大事なのは常に最新のSEO情報を仕入れることです。今のSEOは実質的にGoogle対策がメインですので、GoogleのSEO情報をチェックしておきましょう。

やってはいけないSEO対策は別記事で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。

検索順位が大幅に下がる!SEOでペナルティを受ける5つの間違った手法

現在はコンテンツSEOが主流になっていて、コンテンツの質を上げることで検索結果での上位表示を狙います。検索エンジンはユーザーに役立つ情報であるかをチェックしていますので、ユーザーにとって有益なコンテンツを作ることが肝心です。

質の高いコンテンツを発信し続けることは検索エンジンから評価されやすくなるだけでなく、ファンの獲得にもつながります。リピーターが増えればアクセスも増えますし、SNSで拡散してもらうことでバズが起こりやすくなるでしょう。

SEOで成果を得るには小手先のテクニックに頼るのではなく、ユーザーに役立つ質の高いコンテンツを作ることが一番大事です。

リスティング広告 / インターネット広告について

リスティング広告はインターネット広告の一種で、キーワードに連動して検索結果に広告が表示されます。

クリックが発生した時点で課金される仕組みになっていて、広告が表示されただけでは課金はされません。キーワードによって単価が異なり、選ぶキーワードによっては低予算でも広告出稿が可能です。

「Google Adwords」とYahoo!JAPANの「スポンサードサーチ」の2つが代表的なリスティング広告となっています。

f:id:urj:20170510220322j:plain 出典:Google AdWords

f:id:urj:20170510220327j:plain 出典:スポンサードサーチ

SEOの効果が出るには少々時間がかかりますが、リスティング広告はすぐに検索エンジンの広告枠に出稿できるので早く効果が得られます。人気のビッグキーワードは単価が高めですが、ミドルキーワードやスモールキーワードは単価が安いものが多いので、選ぶキーワード次第で安く広告が出せる場合もあるでしょう。

ロングテールキーワード(複数のキーワードの組み合わせ)は検索数が少ないものの、検索する人は明確な目的を持って検索を行なっているためコンバージョン率が高い傾向があります。加えてそうした検索数が少ないロングテールキーワードは単価が安い傾向にあるため、低予算でも高い広告効果が期待することが可能です。

これはリスティング広告の基礎の基礎ですので、もっと深く学べば費用対効果の高い広告出稿ができるようになります。リスティング広告は簡単に始められるので、まずは単価の安いキーワードで練習してみましょう。

アクセス解析

アクセス解析はSEOにもリスティング広告にも大きく関係しています。ただPV数を見るだけでなく、参照サイト、ランディングページ、離脱ページ、コンバージョンなど各項目をチェックすることで改善点を見つけ出すのがアクセス解析の目的です。

コンバージョン率が低かったり、離脱率が高かったりする場合、アクセス解析ツールでサイトを詳しく分析することで問題点を洗い出します。アクセス解析はPDCAサイクルを回すことが肝心で、検証と改善を繰り返すことでサイトの質を高めることが可能です。

Googleが提供している「Google Analytics(グーグル・アナリティクス)」は無料ながら高機能なアクセス解析ツールで、費用をかけずとも詳細なアクセス解析ができます。

f:id:urj:20170510220333j:plain 出典:Google Analytics

アクセス解析ツールは別記事でまとめていますので、「Google Analytics」のツールを使ってみたい方はそちらをご参照ください。

Webサイトの改善点洗い出しに使えるアクセス解析ツール7選

おわりに:Webマーケティングの知識はWeb担当者としての強みになる

今回解説したのでごくごく基礎的な部分です。最初は難しく感じたり、苦手に思ったりするもしれませんが、学び始めれば面白さが分かってくると思います。

Webマーケティングの知識はWeb担当者としての強みになり、現在の仕事に役立つだけでなく、転職のアピール材料になりえるでしょう。Web担当者としてスキルアップ、キャリアアップを目指している方は、Webマーケティングを学ぶことをおすすめします。

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