【SEO】検索順位に大きく影響するGoogleの代表的なアルゴリズム4つ

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SEO対策をするならGoogleが導入しているアルゴリズムを理解することが大切です。全てが公表されているわけではないので知り得るのは一部ですが、検索結果に大きく影響する重要なアルゴリズムはいくつか公表されています。

Googleが導入している代表的な4つのアルゴリズムを詳しく解説しますので、SEOを学びたい方は正しく理解しておきましょう。

Googleは200以上の検索アルゴリズムで検索順位を決定している

Googleの検索順位はさまざまな検索アルゴリズムによって決められています。検索アルゴリズムは公表されていないものも含めると200以上あるとされています。200以上の検索アルゴリズムによってサイトの内容を複合的に判断し、検索順位を決定しているのです。

検索アルゴリズムは進化をし続けていて、よりユーザーの意図に沿うように改良を加え、新しいアルゴリズムが開発されています。SEO対策をするなら、公表されているアルゴリズムのうちこれから解説する代表的な4つのアルゴリズムは最低限理解することが必要です。

Googleの代表的なアルゴリズム4つ

パンダアップデート

「パンダアップデート」は英語圏では2011年2月から、日本では2012年に7月から導入されたアルゴリズムです。

検索の質を向上するために開発されたアルゴリズムで、コンテンツファームと呼ばれる低品質でユーザーの役に立たないコンテンツを有するサイトの検索順位を下げ、品質の高いコンテンツを有するサイトの検索順位を上げるために導入されました。

「パンダアップデート」はSEOに大きな変革をもたらした重要なアルゴリズムで、それまで低品質でも検索順位の上位に表示されていたコンテンツファームが排除されたことにより、質の高いコンテンツを有するサイトが上位表示されやすくなりました。

「パンダアップデート」によって専門性や独自性の高いコンテンツが評価されるようになったため、以降のSEOでは ユーザーの役に立つコンテンツを作成することがなにより重要になっています。

ペンギンアップデート

「ペンギンアップデート」は2012年4月に導入されたアルゴリズムで、スパム行為や有料リンクを購入するなどGoogleが定めるガイドラインに違反をしているサイトの検索順位を下げる役割を担っています。

いわゆるブラックハットSEOと呼ばれるガイドラインに違反したSEOを排除するためのアルゴリズムで、「パンダアップデート」と同様に検索結果の質を向上するために導入されました。

「ペンギンアップデート」はスパム行為などブラックハットSEOを行っていないのであれば怖がる必要はないですが、自作自演リンクも対象となるので要注意です。

かつてサテライトサイトから大量の被リンクを集めることで上位表示を狙う自作自演リンクの手法が通用していた時代がありましたが、「ペンギンアップデート」はそれを許しません。Googleは他のサイトから自然に張られたナチュラルリンク(自然リンク)を評価し、自作自演で集めたリンクはペナルティの対象となります。

関連サイトからのリンクなど意味のあるリンクであれば問題はありませんが、上位表示を狙うための自作自演リンクを行うと順位を大幅に下げられる恐れがあります。

モバイルフレンドリー

「モバイルフレンドリー」は2015年4月に導入されたモバイル検索用のアルゴリズムです。スマートフォンやタブレットなどモバイル端末に対応したサイトを評価するアルゴリズムで、モバイル対応しているサイトはモバイル版の検索で優遇されます。

「横スクロールをしなくても読める」「リンクやボタン同士が近接しておらずタップしやすい」「拡大しても読める」など、モバイル端末の閲覧に配慮しているかどうかがチェックされます。

モバイル端末からのアクセスの方が多いサイトの場合、モバイル対応していないとSEOで不利です。そうでなくてもモバイル版の検索で優遇されるわけですから、上位表示を狙うならモバイル対応しておく必要があります。

「モバイルフレンドリー」の概要は以下のページで確認してください。

f:id:urj:20170314031512j:plain 出典:Mobile Friendly Websites

「モバイルフレンドリー」に適合しているかは以下のサイトでチェックできます。

f:id:urj:20170314031525j:plain 出典:モバイルフレンドリーテスト

QDFアルゴリズム

「QDF (Query Deserves Fressness)」は古くからあるアルゴリズムで、公表されていないため存在するか否かははっきりしていませんでしたが、2009年にGoogleのスパム対策チームのリーダーであったMatt Cutts(マット・カッツ)氏が存在することを認めました。

「QDFアルゴリズム」は情報の新鮮さを判断するアルゴリズムで、ニュースなど新しさが必要とされる情報を有するコンテンツを優先的に上位表示するというものです。

最新の情報を発信するニュースサイトは「QDF」が影響しますが、新しさを必要としないコンテンツはそれほど「QDF」を気にする必要はありません。

おわりに:日々の情報収集を欠かさないことが大切

Googleのアルゴリズムは日々進化し続けています。

ボットと呼ばれる機械が判断するので完璧にユーザーの検索の意図を理解した検索結果が反映されるわけではありませんが、検索エンジンの性能は着実に向上しており、ユーザーが求める情報が上位表示されるようになっています。

SEOには終わりがなく、Googleの動向を常に追ってその都度対策をしていかなければ競合サイトに勝てません。日々の情報収集を欠かさないことが大切です。SEO対策をするなら常に新しい情報を知る努力をしましょう。

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