マーケター必見!統計データが無料で手に入るサイト8個

 

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「新しい企画を提案したい」 「進行中のプロジェクトの見直しの時期が来た」 「次のプレゼンで取引先をなんとしてでも納得させたい」 ・・・ あらゆる場面で責任と信ぴょう性を求められるビジネスパーソンは、言動に根拠が伴っていなくてはいけません。

クリエイティブな思いつきだけでは、最終的なゴーサインが出ない場合もあります。 そんな時、あなたの企画や発言を根拠あるものにしてくれるのが、統計データです。 知っておけば、いつでも参照できる信頼のおけるデータ。

今回は、無料で詳細な統計データを入手できるサイトを5つご紹介します。

 

政府系の統計データ

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国勢調査、労働力調査、家計調査など、街中のアンケートだけでは把握しにくい統計データを探すなら、政府系のサイトが一番。 データから何を読み取るかはあなた次第ですが、圧倒的なサンプル数を基にした信頼できる統計データが無料で手に入るのですから、利用しない手はありません。

総務省統計局

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公式サイト:統計局ホームページ

日本国の統計を司る総務省統計局。 住宅・消費実態・就業構造・物価・科学技術など、国力を示すうえでも必須となる基礎データが幅広く公開されています。

都道府県別、市町村別でも公開されているので、ある地域に特化したビジネスを行っている企業にも便利です。 閲覧用のポータルサイト、アプリなど、閲覧を容易にする仕組みもそろっています。

経済産業省

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公式サイト:統計(METI/経済産業省)

こちらは経済産業省という名が示す通り、経済活動に関する統計データが参照できるサイト。 特定サービス産業、第3次産業、製造工業、鉱工業、海外事業活動など業種別に細かく集計されています。

どんな業種が盛り上がっていて、どんな業種が落ち込んでいるのか、一目で分かるようになっています。

データをもとにした分析や、第3次産業活動指数をマンガで表現するなど、経済界の動向を分かりやすく伝えることにも尽力しているので、経済ニュースで疑問に思ったことの答えを探すためにも役に立つことでしょう。

生活者視点の統計データ

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政府系統計データは“全体”を教えてくれますが、生活者のいわゆる“なまの声”を聞くためには、民間企業の提供するデータが有効です。 必然的にサンプル数は限られてしまいますので、どこまで信を置くかは参照者次第です。 交際、遊び、恋愛など、身近な生活者の感じている情報が手に入ります。

M1・F1総研

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公式サイト:M1・F1総研

M1・F1総研では、20歳~34歳の男女を対象に「リアルな姿」や「ホンネ」を浮き彫りにするデータを提供してくれます。

お酒との付き合い方、コンビニ商品についての意見、親子関係など、この年代をターゲットにビジネス展開する企業は参照必須です。 仕事場の若手のキモチを知る手掛かりにもなるかもしれません。

生活定点

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公式サイト:生活定点1992-2014|博報堂生活総研

 博報堂生活総合研究所が1992年から調査し続けている生活者観測データの集積所「生活定点」。 隔年で同じ質問を投げかけ、回答の変化を見ることの出来るとても面白い取り組み。

人前でのキスへの抵抗感、好きな髪色などのかなり砕けた内容もあれば、自然食品への意見や情報の得方、ハロウィン人気など、ビジネスに直結しそうな重要な指標が見つかります。 楽しくなるようなUIで、飽きずに統計を眺められます。

MMD研究所

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公式サイト:MMD研究所 スマートフォン、タブレットを中心に消費者動向をリサーチする調査機関

MMD研究所は、スマートフォン、タブレットを中心とした消費者動向や市場調査を知れるサイト。 スマホゲームとの向き合い方、未就学児のスマートフォン利用、SIMフリーの普及率など、消費者と最新ITとの関係に特化したデータが得られます。

ニールセン

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公式サイト:消費者の視聴行動や購買行動に関する市場調査 | ニールセン

消費者の視聴行動や市場調査を提供してくれるのが、ニールセン。 国際的な視点から分析されたメディア業界のデータが集積されています。 これから日本にやって来るであろう流行を知るためにはもちろん、何らかの形で海外での展開を考える際にも役立ちます。

広告担当者のための統計データ

マーケッターだけど、広告担当者。 かゆいところに手が届く、広告担当者向けの具体的な統計データを提供するサイトもあります。

電通:日本の広告費

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公式サイト:日本の広告費 - ナレッジ&データ - 電通

市場調査にも力を入れる電通が提供してくれる「日本の広告費」。 新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネット、あらゆる媒体における広告費を業種別に完結にまとめてあります。 媒体や業種ごとの趨勢を参考に、広告戦略の練ることが出来ます。

統計データまとめ系

統計データを無料で参照できるサイトがあるのは分かった。 けれど全部を見ていたらそれだけでも日が暮れてしまう。 そんなあなたにおすすめなのが、統計データのまとめサイトです。

調査のチカラ

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公式サイト:調査のチカラ ~ 無料アンケートデータのまとめサイト

統計データのまとめサイトを代表するのが、調査のチカラ。 ネット上で公開されているあらゆる統計データを、ジャンル別に分けてくれているとても親切なサイト。 もちろん選択された情報だけなので、重要な意思決定の場面でまとめサイトだけに頼るのが賢明がどうかは言い切れませんが、統計データ界の大局をつかむためには役に立ちます。

最後に

官公庁、民間の調査会社が惜しみなく提供してくれる無料の統計データ。 あなたの企画や意思決定を、根拠あるものにするためにも、ぜひ活用してみてください。

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