ソーシャルメディアを効果的に運用するために見るべきSMM成功事例5個

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ソーシャルメディアをビジネスに活用している企業は増加傾向にあり、SMM(ソーシャルメディアマーケティング)で爆発的に顧客やファンを増やした事例もあります。とはいえ、安易な導入は失敗を招きますので、どのようなケースが成功したのかを知っておいたほうがいいでしょう。

ソーシャルメディアで成功した事例をまとめましたので、ぜひ参考にご覧ください。

SMMとは

SMM(ソーシャルメディアマーケティング)は、TwitterやFacebookを活用したマーケティング活動を指します。自社のアカウントで情報を発信し、ユーザーとコミュニケーションをとることで自社のブランディングやファン獲得につなげるのです。

広告は一方通行の情報発信になりますが、ソーシャルメディアではユーザーからの質問に答えるなど近い距離でのコミュニケーションができ、親しみやすさを感じてもらえます。また、ソーシャルメディアは口コミでの拡散力が強く、有益な情報や興味を持たれる情報は口コミで広まっていきます。情報が拡散されることを「バズ」、反対に不用意な発言で非難を招くことを「炎上」と呼びます。

バズが起きれば自社メディアや商品・サービスにプラスに働く可能性がありますが、炎上が起きるとイメージが悪化するだけでなく、商品やサービスを停止せざるを得なくなる場合もあります。

ソーシャルメディアは拡散力が強いがゆえに、SMMを実施するなら慎重に運用しなければなりません。かといって必要以上に敷居が高いと考える必要はなく、正しく運用すれば自社のイメージアップにつながります。

SMMの成功事例

ローソン

f:id:urj:20161221145144j:plain 出典:ローソンクルー♪あきこちゃん

ローソンはTwitter、Facebook、LINE、Instagram、Google+など20ものソーシャルメディアを運用しています。2016年12月時点のTwitterのフォロワー数は約122万、LINEのフォロワーは2,000万人を超えています。

公式キャラクターとして、ローソンでアルバイトをしている大学2年生という設定の「ローソンクルー♪あきこちゃん」を採用しています。キャラクターの個性を前面に押し出しているのかと思いきや、キャラは控えめです。担当者が変わってもキャラがぶれないように、キャラ設定をしつつも個性は抑えられています。

ソーシャルメディアを運用するとなると、いわゆる"中の人"の個性が出てしまうことがありますが、企業のアカウントでは個人の考え=企業の考えと捉えられるので投稿には充分注意しなければなりません。キャラ付けなどに関する運用ポリシーを決めておくと担当者が変わってもキャラがぶれる事態を防げます。

パーゴルフ

f:id:urj:20161221145205j:plain 出典:パーゴルフ Facebook

株式会社パーゴルフが発刊する週刊ゴルフ雑誌「パーゴルフ」は、Facebookで約390万いいね!、約380万人がフォロー(2016年12月時点)されています。発行部数は約20万部で、Facebookではそれを大幅に超えるファン数を獲得しています。

クオリティの高い写真を投稿することでユーザーに興味を持ってもらい、ファンの獲得に成功しました。写真の訴求力は非常に強く、ファンの心を見事に掴んでいます。また、海外のユーザーからのいいね!も多く、海外でも人気を集めています。

Relux

f:id:urj:20161221145220j:plain 出典:Relux Facebook

高級旅館・高級ホテルの予約サイト「Relux(リラックス)」もFacebookで写真の訴求力を活かして成功しています。文字数は少なく、写真でユーザーに訴えかけています。どの写真も非常に綺麗で、「行ってみたい」と思わせる魅力があります。

Twitterは文字がメイン、Instagramは写真がメインで、Facebookでは写真と文字の両方で訴求できるのが強みです。

無印良品

f:id:urj:20161221145232j:plain 出典:無印良品 Facebook

無印良品も写真の見せ方が上手です。たとえば、家具ならレイアウト例を掲載することでイメージしやすくなっています。決して押し付けがましくなく、さりげなく商品をアピールしている点も好印象です。

エイチ・アイ・エス

f:id:urj:20161221145251j:plain 出典:H.I.S SNS旅トレンドランキング

旅行代理店のエイチ・アイ・エスは、SNSのフォロワーに行きたい旅行先や絶景を募り「SNS旅トレンドランキング」として公開しています。運営会社によるランキングだと宣伝色が強くなりますが、フォロワーに投票してもらうことで信用度が高まります。

ユーザーと一緒に作ることで関係性が深まり、注目されることで宣伝にもなる優れたSMMです。

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