Web担当者なら最低限使い慣れておきたいGoogleツール5個

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Googleは「Search Console」「Googleアナリティクス」「Google Adwords」など、Web関係の仕事には欠かせないツールを無料で提供しています。

そこで今回は、Web担当者なら使い慣れておきたい5つのGoogleツールを解説します。最低限知っておいた方がいいツールばかりなので、この機会にぜひ覚えてください。

1:Google Search Console(旧Googleウェブマスターツール)

f:id:urj:20161017164657j:plain 出典:Search Console

10年近く「Googleウェブマスターツール」の名称で提供されていましたが、2015年5月より名称が変わり、「Search Console」になりました。使い方に大きな変更はないので、既存ユーザーは「名称が変わったのだな」くらいの認識で大丈夫です。

「Search Console」は、Google検索における自サイトのパフォーマンスを監視するツールです。検索アナリティクス、サイトマップ、インデックスなど、Web管理者には欠かせないツールを提供しています。HTMLの改善、モバイルユーザビリティ、クロールエラー、セキュリティの問題など、サイトにエラーや問題があれば知らせてくれます。

利用は無料となっており、ひとつのアカウントで複数のサイトを登録できます。サイトを立ち上げたら、まず「Search Console」にサイトを登録することをおすすめします。

Fetch as Google

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新規にサイトを立ち上げたり、サイトに大きな変更を加えたり場合、Googleに早く再クロールを依頼したいなら「Fetch as Google」を使ってみましょう。必ず再クロールが早くなるわけではありませんが、インデックスが促進される可能性が高まります。

2:Googleアナリティクス

f:id:urj:20161017164743j:plain 出典:Googleアナリティクス

「Googleアナリティクス」は定番のアクセス解析ツールです。無料であるのに高機能なアクセス解析ツールで、Web担当者なら必ず使い方を覚えましょう。

最初は難しく感じるかと思いますが、触っているうちにすぐに慣れます。目標を設定したり、カスタムレポートでデータを抽出したり、Adwordsと連携させて分析したり、使い込む要素がたくさんあります。

Googleのヘルプページにスタートガイドがまとめられているので、初めて使う方はこちらを読んで設定をしましょう。

f:id:urj:20161017164800j:plain 出典:アナリティクスのスタートガイド

3:Google Adwords(アドワーズ)

f:id:urj:20161017164844j:plain 出典:Google Adwords

「Google Adwords」は、検索エンジンの検索結果に広告を出稿するリスティング広告です。PPC(Pay Per Click)型の広告で、クリック回数に応じて費用が発生します。広告が表示されるだけでは課金されず、必ずクリックされてから課金されるため、費用対効果が高い広告と言えます。

キーワードによって金額が異なり、1クリック数円のものもあれば、1クリック数百円する競争率の高いものもあります。低予算で広告を出稿するなら、ロングテールキーワードを狙うという方法があります。

ロングテールキーワードは「中古車 人気 車種 軽」など、複数のキーワードを重ねたものです。検索数は少ないですが、そのキーワードで検索するユーザーは目的がはっきりしているのでコンバージョン率が高い傾向にあります。

ロングテールキーワードも数が多くなると費用がかさむので、手当たり次第狙うのではなく、コンバージョン率が高いワードを厳選しましょう。

キーワードプランナー

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「Google Adwords」には「キーワードプランナー」という便利な機能があります。これは検索ボリュームを調べるためのツールで、課金しなくても誰でも無料で使えます。

ただし、2016年8月ごろから機能が制限され、無料版では検索ボリューム数がおおまかにしか表示されなくなりました。ある程度の広告費を投資すれば正確な検索ボリューム数がわかりますが、どの程度の課金が必要なのかは今のところ不明です。

「Google Adwords」で広告を出稿するなら、この点はそれほど気にしなくていいと思います。

4:Googleスプレッドシート

f:id:urj:20161017165008j:plain 出典:Googleスプレッドシート

「Googleスプレッドシート」は、Excelのようにチャートやグラフの作成や編集ができるツールです。無料で提供していて、PC、スマートフォン、タブレットのいずれの端末でも使えます。

Excelと互換性があり、Excelファイルを開いたり保存したり、Excelファイルへ変換したりできます。同じスプレッドシートを複数人で同時編集できるので、共同作業にも使えます。

Excelと同じようなことができる上に無料で、しかも端末を問わず使えるという至れり尽くせりのツールです。

5:Google Fonts

f:id:urj:20161017165024j:plain 出典:Google Fonts

個人用や商業利用可能なWebフォントを配布しているサイトです。通常、サイト側でフォントを指定しても閲覧者の端末にインストールされているフォントしか表示できませんが、Webフォントはサイト側からフォントデータを提供するため、端末を問わず任意のフォントを表示させられます。

有料のWebフォントサービスもありますが、「Google Fonts」なら無料なので、まずここで探してみましょう。日本語フォントの数は全体的に見て少なめではありますが、「Noto Fonts」という日本語に対応しているフォントもあります。

まとめ

Googleはさまざまなサービスを無料で提供していますが、今回はWeb担当者に関係するサービスを厳選して紹介しました。

「キーワードプランナー」をフルで使うには有料となりますが、他のツールは無料で使えるので、まずはアカウントを作って試してみてください。

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