実践例から学ぶ!Twitterのマーケティング活用で成果を上げるための5個のポイント
Twitterを活用している企業は多く、芸能人や有名人に負けず劣らず多くのフォロワーを抱える人気の企業アカウントも存在します。 会社のTwitterアカウントを作ってみたものの、活用の仕方がわからない…という担当者のために、Twitterのマーケティング活用で成果を上げるための4個のポイントをまとめました。 時間と手間を無駄にしないために、Twitterを上手に運用するポイントを学びましょう!
ポイント1:Twitterをマーケティングに活用するメリット
Twitterは個人がつぶやきを投稿するだけでなく、企業のマーケティングにも活用されています。 上手に活用することで商品・サービス告知、企業の認知度向上、ブランディングなどに効果を発揮します。
また、企業とユーザーとの距離を縮めることで親近感を高める、企業や商品・サービスに対する率直な意見や感想をもらいやすいといったメリットもあります。
テレビやCM、新聞といった媒体にかける広告費よりも安く実施でき、フォロワーを増やすことで継続した宣伝の土台を構築できます。
ポイント2:TwitterCardsの導入
参照:TwitterCards
Twitterにはツイートに記事のサムネイルを表示させたり、動画、オーディオ、スライドショーを視聴できるようにしたりするTwitterCardsという機能があります。 写真や動画などのリッチメディアをツイートに表示させることにより、サイトへのトラフィック促進が期待できます。
TwitterCardsを導入すると、解析ツールの「Twitterカードアナリティクス」の利用が可能となります。 「Twitterカードアナリティクス」はリツイートやリプライ、リンクのクリックなどの反応を分析してくれるので、ツイートに対するエンゲージメントがわかります。
TwitterCardsのカードタイプ
TwitterCardsでは以下の7つのカードタイプが用意されています。
・Summaryカード: タイトル、説明、サムネイル、Twitterアカウントが表示されるデフォルトのカード。
・大きな画像付きのSummaryカード: 画像が目立つように表示されるカード。
・Photoカード: 写真のみを含めたカード。
・Galleryカード: 4つの写真を集めて表示するカード。
・Appカード: モバイルアプリの詳細を表示し、直接ダウンロードできるようにするカード。
・Playerカード: 動画、オーディオ、スライドショーの視聴を可能にするカード。
・Productカード: 製品情報のために最適化したカード。
TwitterCardsの設定方法
TwitterCardsは以下の4つの手順で設定します。
- 実装するカードタイプを選択
- 適切なメタタグをページに追加
- 検証ツールでURLを実行して申請
- 承認後、URLをツイートしてツイートの下に表示されるカードを確認
たとえばSummaryカードを設定する場合、以下のようなメタタグを追加することでTwitterCardsが利用可能となります。
参照:Summaryカード
「twitter:card」で設定するカードタイプを指定します。 7つのカードタイプそれぞれのメタタグは以下です。
・Summaryカード:summary
・大きな画像付きのSummaryカード:summary_large_image
・Photoカード:photo
・Galleryカード:gallery
・Appカード:app
・Playerカード:player
・Productカード:product
ポイント3:フォロワーのアクティブな時間帯を調べる
Twitterで反応を高めるには、フォロワーのアクティブな時間帯にツイートするのが効果的です。 ツイートはタイムラインでどんどん流れていくので、多くのフォロワーが見ている時間帯に投稿することで見てもらう可能性を高めます。
フォロワーのアクティブな時間帯を調べるには、「Tweriod」や「Followerwonk」といったサービスが便利です。 いずれも無料で使えますが、「Followerwonk」の無料版は機能制限がありますので、フォロワー数によっては有料版が必要となります。
参照:Tweriod
参照:Followerwonk
ポイント4:時間帯をずらしてツイートする
Twitterでは時間が経つほどツイートがタイムラインの下の方に流れてしまうので、1回の投稿だけでは目にとまる機会が少ないです。 同じ投稿を1回しか流してはいけないというルールはありませんので、複数回投稿することで目にとまる機会を増やします。
同じ時間帯にツイートしても効果は薄いですし、しつこいと嫌がられてしまいますので、時間帯をずらしてツイートするのが効果的です。
たとえばニュース系のツイートなら朝の通勤の時間帯と昼休みの時間帯に流すなど、ツイート内容、またはフォロワーのアクティブな時間帯に合わせて反応がありそうな時間帯に複数回投稿します。
一日に10回も20回も投稿するとスパムと思われて逆効果になってしまう恐れがあるので、嫌がられない適度な回数にしましょう。
ポイント5:ハッシュタグを付けてツイートする
Twitterにはハッシュタグという便利な機能があります。 ハッシュタグはキーワードに「#(シャープ)」を付けて投稿する機能で、検索画面でヒットしやすくなります。
投稿に関連するキーワードをハッシュタグ付きで投稿することにより、そのテーマに関心がある人にアプローチします。 「#」をつけて投稿するだけですが、ハッシュタグの前後に「スペース」を入れるのを忘れないようにしましょう。
ハッシュタグを使うことで反応が高まり、エンゲージメントが2倍以上になるといわれています。 誰でも簡単に使える機能ですので、ハッシュタグ付きツイートしてみましょう。
まとめ
TwitterCardsという機能があることを知らなかった、という方も案外多いのではないでしょうか? TwitterCardsとTwitterカードアナリティクスを使ってエンゲージメントを分析することにより、反応の高いツイートの傾向や時間帯を知ることができます。 無料、かつ簡単に設定できますので、ぜひ活用しましょう!