これだけある!国内でビットコイン決済が可能なお店・サービスとは!?
ビットコイン流通量の増大、及び2020年の東京オリンピックに向けた訪日客増加を見越し、首都圏を中心にビットコインで決済可能な店舗やサービスが増加しています。国内においてはまだまだsuicaなどの電子マネー決済が主流ではありますが、世界的に見るとビットコイン決済はもはや最もメジャーな決済手段となっているようです。
そこで今回は、現時点でビットコイン決済可能な店舗やサービスをいくつかピックアップしご紹介いたします。※2017年4月現在の情報をベースにしています。
ビックカメラでビットコイン決済が可能になった!
2017年4月7日、大手家電量販店のビックカメラがビットコインによる決済を試験的に開始すると発表しました。対象となるのは当面有楽町店と新宿東口店の2店舗に限定されますが、主に訪日客の多いこの2店舗での導入により動向を見守るとのことです。
これまで比較的小規模かつ外国人利用者の多い店舗におけるビットコイン決済が話題になることはありましたが、ビックカメラのような大手小売店がビットコイン決済を導入するという衝撃は瞬く間に話題となり、多くのメディアで報道されたのは記憶に新しいでしょう。
ビックカメラでビットコイン支払いのミッション達成!
— takaaki⛴️ (@kemukemu55) 2017年4月28日
支払いの際は,まずは店員さんがレジにあるスマホを操作して支払い用のアプリを立ち上げ,金額を入力してQRコードを表示.その後,僕がウォレットアプリでQRコードを読み取って送金!
これからスーパー抹茶タイム. pic.twitter.com/miYAVKr7tC
今日はビックカメラでビットコインを使ってお買い物してみようかと思います。
— 8ビットボーイ@ビットコイン投資 (@BTC_Nomad) 2017年4月25日
ルンバ売り場でCopayウォレットを開いている人を見かけたら、生ぬるい目で見守ってあげてください。#ビットコインではじめてのおつかい #ルンバ pic.twitter.com/tb48WfSthv
このように一般消費者の間でもビックカメラにおけるビットコイン決済は話題となっており、話題作りのために店舗を訪れる方も多いようです。
ぐるなびがビットコイン決済システムを提供
ビットコイン決済をビジネスに取り入れようとしているのはビックカメラだけではありません。グルメサイトを運営しているぐるなびも、飲食店向けにPOSレジシステムにビットコインの決済機能を加えたソリューションを提供することを発表しました。
これにより、中小規模の飲食店でも低コストでビットコイン決済が可能となり、ビットコインの普及にさらなる拍車がかかることになりそうです。ぐるなびは2020年までに5万店への導入を進めると発表しており、今後の同社の動きに注目が集まります。
ぐるなびが個人経営の飲食店を対象にしたPOSシステム「ぐるなびポスタス」を販売開始。売りは顧客のデータ分析で、客単価を上げて売上を最大化するための席の配置を提案。秋にはビットコイン決済に対応予定 #wbs
— ファレノプシス (@fuckfeer) 2017年4月25日
ビットコインで決済できる主な店舗やサービス
一方で、すでにビットコイン決済に対応した店舗やサービスも多く存在します。メジャーなところではオンラインによるDVDレンタルやオンライン英会話、艦隊これくしょんなどのオンラインゲームを展開しているDMM.com。同サイトで利用するDMMポイントはビットコインによるチャージが可能です。
また、総合ネット通販サイトのTouch mallや電子タバコ専門店のTHE Frienbr SHOPなど、いくつかのネット通販サイトでの利用できます。
一方、小規模飲食店や物販店におけるビットコイン決済はまだそれほど普及しているとはいえません。様々な情報サイトでもビットコイン決済可能店舗を掲載していますが、全国で1000店前後に留まるようです。
とはいうものの、レストランやコワーキングスペースといった訪日外国人の利用者が比較的多い施設を中心に徐々に拡大しており、今後ビットコイン決済可能店舗はさらに増加していくことでしょう。
ビットコインが使える店を初めて見たのがココ。 RT @Kohji_wa: 高層ビル群の手前にある炭火焼ハンバーガー屋 https://t.co/NzzdjNclIh #tabelog pic.twitter.com/Cgd4xZniX9
— ほしのまこと (@hsnmkt) 2017年1月1日
Bitcoin 使える店初めて見た pic.twitter.com/prGYyWvpaP
— ymnxx (@ymnxx) 2015年8月19日
公共料金の支払いをビットコインで?
物販以外にもビットコイン決済の波は広がっています。少しユニークな取り組みとして、公共料金の支払いをビットコインで決済できるサービスも登場しているのです。
東京都のLPガス販売事業者である三ツ輪産業は、参入した電力小売り事業のサービス利用者に対し、ビットコインでの支払いを受け付けています。同様に、LPガス大手の日本瓦斯でもビットコインによる支払いが可能です。
また、格安SIMを販売しているロケットモバイルも、毎月の携帯料金の支払いをビットコインで受け付けています。
まとめ
ビットコインによる決済はまだまだ一部の店舗・サービスに限定されたものです。日本で広く流通している電子マネーの利便性には遠く及びません。
しかし、2020年の東京オリンピック開催に伴う訪日客増加を見越し、多くの店舗でビットコイン決済が可能となることが予測されます。今後どのような店舗がビットコイン決済を受け付けるようになるのか、楽しみですね。